第7回有機結晶プレシンポジウム
第7回有機結晶プレシンポジウムは盛会のうちに終了いたしました。多数の皆様のご参加、ありがとうございました。
2名の講師の先生に講演いただきました。左から順に、澤田知久先生と植草秀裕先生です。
以下の情報は、開催時点までの内容です。
新着・更新情報
- 2022/10/31 プログラムを一部修正しました。
- 2022/10/07 プレシンポジウムは予定通り対面式で開催します。プログラムならびに講演演題を掲載しました。
- 2022/09/06 協賛を記載しました。ご支援に感謝致します。
- 2022/08/02 参加登録を開始しました。
- 2022/06/01 会告を掲載しました。
趣旨説明
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本年度の第30回有機結晶シンポジウムは、11月4日(金)~5日(土)の2日間で開催されます。これに先立ち、プレシンポジウムをシンポジウム前日の11月3日(木・祝)午後に、有機結晶部会広報委員会が中心となって開催します。
この企画は、学生を含めた若手研究者が有機結晶研究に夢を思い描くとともに、研究を推進していく上で必要となるさまざまな知識とスキルを獲得することを主な目的としています。参加費は無料ですので、有機結晶シンポジウムに参加される方々は勿論、有機結晶研究に興味をお持ちの研究者から学生に至る多くの皆様に、有機結晶の魅力を知っていただく機会になればと考えています。
概要
- 主 催: 公益社団法人 日本化学会 有機結晶部会
- 共 催: 公益社団法人 日本化学会 有機結晶ディビジョン、名古屋大学大学院理学研究科
- 協 賛: 公益財団法人 中部電気利用基礎研究振興財団、公益財団法人 大幸財団
- 会 期: 2022年11月3日(木・祝)14:00~17:00
- 会 場: 名古屋大学 野依記念学術交流館 (〒464-8602 名古屋市千種区不老町)
〔交通〕名古屋市営地下鉄 名城線 名古屋大学駅 2番出口より徒歩5分
※交通アクセス / キャンパスマップ
※野依記念学術交流館までの道順はこちら - Important
今年度のプレシンポジウムは対面開催を予定していますが、新型コロナウイルス感染状況により、オンライン開催に変更する場合があります。その場合は、開催期日の1ヵ月前までを目安にお知らせします。→予定通り対面式で開催致します。皆様、会場にお越し下さい。
プログラム
- プログラムを一部修正しました。2つの講演の後に、コーヒーブレイクとポスター展示を行います。
- 14:00~14:10 広報委員会委員長 趣旨説明
- 14:10~15:00 澤田 知久 先生 (東京工業大学 科学技術創成研究院 准教授)
演題:フォールディング集合法:⾼次絡まり分⼦トポロジーの合成法
概要:私たちは、短いペプチド鎖と⾦属イオンによる⾃⼰集合系を設計することで、フォールディングや⾃⼰集合の単独の仕組みでは到達できない⾼度な分⼦構造の構築を進めている。ペプチド部位のフォールディング過程と⾦属配位に駆動される⾃⼰集合過程が協奏的に働く仕組み(フォールディング集合法)によって、⾼度な絡まりトポロジー構造の構築に成功した。本講演では、コンセプトとともに、トーラス結び⽬、多⾯体リンク、球状ネットなどの顕著な例についてご紹介する。
研究室HPはこちら - 15:00~15:50 植草 秀裕 先生(東京工業大学 大学院理工学研究科 物質科学専攻 准教授)
演題:結晶構造解析における⽔素原⼦の取り扱い
概要:本講演ではX線回折データによる結晶構造解析で問題となる「⽔素原⼦の取り扱い」について概説する。⽔素原⼦の座標は差電⼦密度を使う⽅法や幾何学的な計算を使う⽅法が知られている。また最⼩⼆乗法における扱いについても注意が必要である。さらに得られた座標の意味や扱いについても注意が必要である。これらの⽔素原⼦に関連する話題をとりあげる。
研究室HPはこちら - 15:50~16:10 コーヒーブレイク
- 16:10~17:40 広報委員の紹介とポスター展⽰
参加申込
- 参加登録費:無料
- 参加登録予約申込方法:こちらから事前の参加申込をお願いいたします。
実行委員会
委員長
- 片桐 洋史 (山形大学大学院有機材料システム研究科・広報委員会委員長)
現地実行委員
- 水津 理恵 (名古屋大学大学院理学研究科)
問い合わせ先
- お問い合わせは、下記のメールアドレスにお願いします(<アットマーク>を半角文字@に変換の後、送信してください)。
水津理恵 crystal<アットマーク>chem.nagoya-u.ac.jp